2023年06月22日
あっちゃんのお野菜時記(6月 らっきょう)
先月の筍の記事が出たときは、筍も終わっていたから、ブログを見てくださった方には申し訳なかったわ。
なので、今月は、もう少し早めに川浪氏が来てくれればいいなあと思っていたのに、今月も、川浪氏がなかなかやって来ない。
いつ来ますか? とLINEで確認をしたら、「いま秋田なんです。。」という返事。
「なんでまた秋田へ?」
「へらぶな釣りに」
なんか去年もそんなことを言っていたっけ。
北山ダムでへらぶな釣りを始めたのは、秋田へ行って、へらぶな釣りをするためだ、とかなんとか。
去年も行って、今年も秋田に行っているなんて。
今月はらっきょうの話をすることになっているけど、うかうかしていると、らっきょうも六月下旬で終わってしまうといのに。
6月19日に川浪氏がやって来た。いつもは三瀬トンネルの佐賀側出口にある、『ロッジやまびこ』のお店に来てもらうけれど、今日は加工場に来てもらった。
加工場は、交番のある交差点の脇にある山道を上ったところにある。
「こんにちは。おじゃまします」
「秋田はどうだった? またへらぶな釣り?」
「ええ・・・仕事もしていますよ。いまは、どこにいてもパソコンで作業したり、オンライン会議したりできますから。へらぶなですか? かなり釣れました^^」
「麹ですか?」
「そう。米麹。袋に詰めているの」
「忙しいときにすみません」
「作業しながらでいい? らっきょうよね」
川浪氏がいつもの、ヨレヨレとした黄色い表紙の大学ノートを開いて、ペンを持った。
「らっきょうはね。六月末で終わります」
「終わる、っていうのは、穫れない? 出せない?」
「そう。今年は不作で、もうないの」
「え。どのくらい不作だったのですか?」
「だいたい、1000キロくらい出しているのが、今年は200キロくらいじゃないかな」
「かなり少ないですね。。。なんか理由や原因はあるんですか?」
「なんかあるんだろうけど、これといったのはわからないわ。なんかあるから不作なんでしょうけど」
「今日はお店にありますか?」
「今日はあるわよ。出ている。売切れたら次はいつでるか。出たしても、今月末まで。だから、らっきょう買いたいという方は、急いで来てほしいの。毎年、常連のお客様は予約されるから。だいたい6月上旬くらいになると、電話がかかってきて、何キロ予約しますという感じで」
「帰りにお店によって買って帰ります。 らっきょうって酢漬けですよね」
「売っているのは生よ。生といっても、茎がついたままじゃなくて、上下を切って大きさを揃えて、皮を剥いたものを袋に入れてるから。家に帰って、熱湯かけて、水気切って酢に漬けたらいいわよ」
「そうなんですね。酢は、酢だけ?」
「らっきょう酢っていうのがあるから、それを使ったらいいわよ。塩とか砂糖とか入れなくていいから。らっきょう酢だけでOK。とても美味しくできるわよ。おすすめはAコープのらっきょう酢」
「わかりました。家でやってみます。ところで、らっきょうはいつからお店に出るんですか?」
らっきょうは、5月末から出始めて、6月末までと、とても短い。お店のらっきょうも、さっき話したように、予約で売れるし、お店に出したらすぐに売り切れる。
「先月も言われてましたけど、三瀬のらっきょうは、美味しいんですよね?」
「もちろん。そう。三瀬のらっきょうは、平地のらっきょうと全然違って、やわらかい。だけども、歯ごたえ。歯切れがいい。シャキシャキとした歯触り。なんとも表現が難しいけど。とにかく食べてみて欲しい」
「食べてみないとわからないですものね」
「そうよ。家で漬けてみて!!」
といことで、川浪氏が加工場を去っていった。
川浪氏から夜、LINEが来た。『ロッジやまびこ』で買ったらっきょうを、さっそく酢に漬けたという。
三瀬村のらっきょうは、もうすぐ終了しますので、このブログを見て欲しい!!と思った方は、『ロッジやまびこ』にお立ち寄りくださいね。
無駄足にならないように、出かける前に電話で聞いてもいいですよ。

ロッジやまびこ
電話:0952-56-2350 (9時~16時)
https://saga-nouson.jp/spot/market/871/
------
2023年6月22日
話し手:川﨑淳子(三瀬在住の農家)
文:川浪秀之
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三瀬のおと(佐賀県三瀬村のコラムやエッセイ)
三瀬村・里山の恵み みつせファン https://mitsusefan.com
なので、今月は、もう少し早めに川浪氏が来てくれればいいなあと思っていたのに、今月も、川浪氏がなかなかやって来ない。
いつ来ますか? とLINEで確認をしたら、「いま秋田なんです。。」という返事。
「なんでまた秋田へ?」
「へらぶな釣りに」
なんか去年もそんなことを言っていたっけ。
北山ダムでへらぶな釣りを始めたのは、秋田へ行って、へらぶな釣りをするためだ、とかなんとか。
去年も行って、今年も秋田に行っているなんて。
今月はらっきょうの話をすることになっているけど、うかうかしていると、らっきょうも六月下旬で終わってしまうといのに。
6月19日に川浪氏がやって来た。いつもは三瀬トンネルの佐賀側出口にある、『ロッジやまびこ』のお店に来てもらうけれど、今日は加工場に来てもらった。
加工場は、交番のある交差点の脇にある山道を上ったところにある。
「こんにちは。おじゃまします」
「秋田はどうだった? またへらぶな釣り?」
「ええ・・・仕事もしていますよ。いまは、どこにいてもパソコンで作業したり、オンライン会議したりできますから。へらぶなですか? かなり釣れました^^」
「麹ですか?」
「そう。米麹。袋に詰めているの」
「忙しいときにすみません」
「作業しながらでいい? らっきょうよね」
川浪氏がいつもの、ヨレヨレとした黄色い表紙の大学ノートを開いて、ペンを持った。
「らっきょうはね。六月末で終わります」
「終わる、っていうのは、穫れない? 出せない?」
「そう。今年は不作で、もうないの」
「え。どのくらい不作だったのですか?」
「だいたい、1000キロくらい出しているのが、今年は200キロくらいじゃないかな」
「かなり少ないですね。。。なんか理由や原因はあるんですか?」
「なんかあるんだろうけど、これといったのはわからないわ。なんかあるから不作なんでしょうけど」
「今日はお店にありますか?」
「今日はあるわよ。出ている。売切れたら次はいつでるか。出たしても、今月末まで。だから、らっきょう買いたいという方は、急いで来てほしいの。毎年、常連のお客様は予約されるから。だいたい6月上旬くらいになると、電話がかかってきて、何キロ予約しますという感じで」
「帰りにお店によって買って帰ります。 らっきょうって酢漬けですよね」
「売っているのは生よ。生といっても、茎がついたままじゃなくて、上下を切って大きさを揃えて、皮を剥いたものを袋に入れてるから。家に帰って、熱湯かけて、水気切って酢に漬けたらいいわよ」
「そうなんですね。酢は、酢だけ?」
「らっきょう酢っていうのがあるから、それを使ったらいいわよ。塩とか砂糖とか入れなくていいから。らっきょう酢だけでOK。とても美味しくできるわよ。おすすめはAコープのらっきょう酢」
「わかりました。家でやってみます。ところで、らっきょうはいつからお店に出るんですか?」
らっきょうは、5月末から出始めて、6月末までと、とても短い。お店のらっきょうも、さっき話したように、予約で売れるし、お店に出したらすぐに売り切れる。
「先月も言われてましたけど、三瀬のらっきょうは、美味しいんですよね?」
「もちろん。そう。三瀬のらっきょうは、平地のらっきょうと全然違って、やわらかい。だけども、歯ごたえ。歯切れがいい。シャキシャキとした歯触り。なんとも表現が難しいけど。とにかく食べてみて欲しい」
「食べてみないとわからないですものね」
「そうよ。家で漬けてみて!!」
といことで、川浪氏が加工場を去っていった。
川浪氏から夜、LINEが来た。『ロッジやまびこ』で買ったらっきょうを、さっそく酢に漬けたという。
三瀬村のらっきょうは、もうすぐ終了しますので、このブログを見て欲しい!!と思った方は、『ロッジやまびこ』にお立ち寄りくださいね。
無駄足にならないように、出かける前に電話で聞いてもいいですよ。

ロッジやまびこ
電話:0952-56-2350 (9時~16時)
https://saga-nouson.jp/spot/market/871/
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文:川浪秀之
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三瀬村・里山の恵み みつせファン https://mitsusefan.com
あっちゃんのお野菜時記(最終回)
あっちゃんのお野菜時記(7月 ブルーベリー)
あっちゃんのお野菜時記(5月 筍)
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Posted by みつせファン
at 14:30
│あっちゃん